誰もが抱くキワモノ感。
そして、
このキワモノがメガバス製品である
ということを知って驚いた友人は一人や二人ではない。
メガバスは、リアルで、アクの強い、迫力ある造形を得意としている。
なおかつ、そのアクションはクセがなく、抜きん出て扱いやすい。
(それこそが伊東由樹氏の生み出すルアーなのだ)
ぼくも好きだ。
ところがメガバスは、(アパレル、グッズ、等を見ていただくと分かるように)おしゃれのセンスはからっきしなのである。
そのため、ときどき、こっちが恥ずかしくなってしまうほどヘンテコなルアーをリリースしてくるのだ。
もっとも、最近は、気をつけているようではあるが。
2015年に発売された『S-クランク』。
どことなくアメリカンな風貌だが、
やはり、
アメリカのバス釣り愛好家が中心となって開発されたらしい。
さて、このまま、
「正真正銘キワモノだから買わないほうがいい」
と結論づけることができれば、どれだけオイシイ思いをし続けることができただろう。
アクションについて詳しくは公式、非公式、問わず方方で述べられているので割愛するが、
タイトにウォブリングしながら、蛇行するのである。
(サイレントというのも大きい!)
この、“泳ぎながら蛇行する”という複合アクションは、20年来、ぼくがシークレットにしてきたものだ。。ホントに。
(もちろんカラーも重要で、利根川水系で抜きん出て釣れるカラーがあるのだが、、ブログで晒すにはまだ早い。笑)
世間的な評価は決して高いルアーではない。
むしろ、やや、本当に、キワモノ扱いされているふしがある…。
まっ、ある程度の経験やセンスがあって、コツさえ掴んじゃえば、強力な武器になるのだが。
ということで、『S-CRANK』が気になった方のために、“素人の”ぼくから一つヒントを…
「(障害物回避性能の高さを謳っているルアーではあるが)何もない中層をちゃっちゃか巻く」
それだけ。
付近に魚影があれば、(20〜30投に1投は)もらったも同然だ。
ぜひ。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「ザリガニ顔」度■■■□□