本当にいいものを上げたい週の半ば
…に相応しい、コーデルの「クレイジーシャッド」というルアーがある。
とにかくよく釣れるのだ。
トップウォーターという大きな枠で捉えた場合、その釣力は稀有である。
そのことを知っていた人間が、パクらずに、でも強く意識して開発した(のだったらいいなぁ)ダブルスイッシャー
オリムピック『セクシャルクレイジー』
実測値でボディ長約59mm(金属部品を含まず)。
ダブルスイッシャーでこのサイズ感、質感、は個人的にどうしても「クレイジーシャッド」を想起してしまう。
“クレイジーつながり”だし。
’80年代のルアー。
現代ならともかく、’80年代に敢えてこのサイズ…やっぱり…「クレイジーシャッド」を意識していると睨まざるを得ない。
もしそうであるなら、至って正常な開発過程ではあるのだが。
まっ、形はけっこう違うけれど。笑
(気もち「ヘルレイザー」も入っているような…)
さて、重要なことは「釣力は互角である」ということ。
浮き角はほぼ同じ。
泳ぎも品質も不安定を極めた結果としてバスを魅了する「クレイジーシャッド」。
片や『セクシャルクレイジー』は、抜群の安定感。
(ベースとなるアクションはギルモアに近いように思う)
一見バランスが悪そうなペラも、ストレスなく回転し、ナチュラルにアピールする。
ノーズの切り欠きも、なにかしら重要な役割を担っているのだろう…
とにかく、「クレイジーシャッド」と『セクシャルクレイジー』は、“堅い”トップウォータープラグである。
このあたり、さすが、我が国バス釣り黎明期の雄「オリムピック」。
(だからといって“セクシャルクレイジー”はないだろう…笑。訳すと「エロティック・モンスター」ってところだろうか)
ということで、
本当にいいものを上げたい週の半ば
小さいダブルスイッシャーは釣れますよ
という話でした。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「スーパーセクシャルクレイジー君」度■□□□□