BASS PRO SHOPS/Z-ポップ

なんでこんなの持ってるんだシリーズ その4

 

これも20年くらい前のルアー。

 

 

数あるルアーの中でも、これは、

 

「使ってみていちばんがっかりしたルアー」

 

かもしれない…。

 

 

 

「バスプロショップス」のオリジナル。

 

一時期かなりの数が日本に入ってきたみたいだし、素性も明らか。

 

 

ウッド製の、雑なつくりもいい。

 

一部コーティングされてなかったり…、リアのフェザーフックもひどい…(笑)。

 

 

 

今では、とんと見かけなくなってしまった。

 

 

そりゃそうだ…

 

 

使いものにならないのだから。

 

 

フロントの形状からして、ポッパーというよりもペンシルポッパー。

 

 

ペンシルポッパーとはそもそも、その形状よりも、アクションを指す言葉だろう。

 

 

どちらの働きも及第点であるべきだ

 

 

しかしこのルアーは、、

 

ペンシルとしても全く使いものにならない、

 

ポッパーとしても全く使いものにならない、

 

…そういう意味でのペンシルポッパーだ。

 

 

アクションさせると前につんのめる。

 

…それだけ。

 

 

 

挙動は極めて軽く、不安定。

 

 

フロントやボディで水を押して(圧して)くれないので、「喰わせるためのアクション」につなげられない。

 

 

音も、出るには出るけれど、水を掴んだサウンドではない。

 

 

ぼくがポッパーに求める、

 

「カップの中に水をため、かきまぜながらサイドに流し、スーッ、スーッと泳ぐ」

 

なんて、出来るはずがない。

 

 

首も全く振らない。

 

 

 

「釣った」のではなくて、「釣れた」って言わなきゃいけない…

 

 

そんなルアー。

 

横向きのリアヒートンが泣かせる!

 

 

でも、そんなルアーだから(!)おもしろくてしかたがないんだ。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「THE 雑」度■■■■■

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