MIKISUKE&HONEY/コーモリン

本当にいいものを上げたい週の半ば。

 

 

とか言いつつ、これは本当にいいものなのだろうか…

 

 

ミキスケ&ハニー『コーモリン』

 

 

「POE’S」を彷彿とさせる粗雑な作りが売りの「ミキスケ&ハニー」。

 

 

人気もない。

 

 

ところが、どういうわけか、ぼくとは相性がいいのである。

 

 

昔、9〜10月のある一時だけ、いいサイズのバスがばーっと入ってくる細い水路が利根川水系にあって。。

 

(普段はタモロコしかいない)

 

 

趣味でリアル系のルアーを製作していた後輩と、毎年、そこで釣りをするのが恒例となっていた。

 

 

その年は「トップ縛り」みたいなことをやっていたのだが、バスからの反応を得られるのは箔を張った細身のペンシルのみ。

 

 

そんな中、唯一釣れたリアルじゃないトップウォータープラグが、この『コーモリン』だったのだ。

 

しかも最大50。

 

 

立ち上がり(泳ぎ出し)は可もなく不可もなしだし、

その後の泳ぎも安定しているわけではない。

 

 

ときどき、ウイングの根もとが変に引っ掛かるのか、泳がなくもなる。

 

 

…それなのに釣れる。

 

 

やけに大ぶりなウイングに騙されがちだが、ボディにボリューム感はない。

 

(この手のブランドとしては華奢なほう)

 

 

結局、だから—全体のシルエットが小さくまとまっているから—釣れるのかもしれない。

 

ボディ長/約80mm(金属部品含まず)

ウエイト/29.5g

価格/5,800円

 

 

しかし、この値段でこのカラー(塗り)とは…

センス、腕、には首を傾げたくなる。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■□□□□

レア度■■■□□

「こりん星からいちごの馬車でやってきた『りんごももか姫』または『樹木希リン』」度□□□□□

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