本当にいいものを上げたい週の半ば。
いい時季とかいい時間帯にいい釣りを経験してしまうと、それらに合致しない時期の釣行は、正直、気分が乗らないものである。
また、どのような釣り場でも、
爆発的に釣れるのはほんの一瞬で、
「釣れる」という情報が方々に届く頃には、“終わってる”ことがほとんどだ。
まぁ、それでもぼくらは懲りずに—可能性を信じて—釣りに行くわけなのだが。
そんなわけで今回は、「ほんの一瞬のタイミング」と「可能性を信じたい」という話。
(なんのこっちゃ…笑)
2000年代の初め(ブランドの立ち上げは2002年のようだ)、帰宅途中にしばしば立ち寄っていた釣り具店「S」にそれはあった。
ブランドとしても、ルアーとしても、
その当時すでに、
ちゃんと確立、完成、されていた。
だからこそ、一際異彩を放つ存在であった。
ローカル『反りとんぼ』
その頃、ほんの一瞬の間、
ローカルのルアーは…
普通に店頭に置かれていた。
だから普通に選べた。
そして普通に買えた。
なんなら普通に複数個買うこともできた。
その頃…ほんの一瞬の間だけ。
その後の人気とプレミア価格の高騰はご存知のとおり。
ウエイト/30.7g(実測値)
おそらく、最初期ではないけれど、初期のモデル。
定価/5,800円
実はぼく、
(ここまで書いておきながら)
このルアーが“本当にいいものなのかどうか”よく分からないのだ。
アクションだって、
購入後にちょろっと使って、
どうしたらいいのか…全然つかめなかった。
(「めちゃくちゃ釣れる」という話しか聞かないのだが)
ただ、、ローカルって、相変わらずものすごい人気でしょ。
平気で2〜3万するし。。
それに、「もう終わってるんじゃないか」と思っているインディーズ系のトップウォータープラグをブログに上げると、
大体どんなものでも、
アクセス数がぐんと伸びるのだ。
それも数百という単位で。
だから可能性を信じたい。
ローカル『反りとんぼ』は、きっと、本当にいいものなのだろう。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■■
「その瞬間、地球上にはぼくしかいなかった」度■□□□□