そんなわけで、
ダイリツの「ターゲットミノー」はその後、
金型を手に入れたネクストワンから、『トウィッチ(トゥイッチ)ベイト』という名で売り出されたわけだ。
名作ルアーのこういう運命・なりゆき、本場アメリカのバスルアー事情っぽくて、好きだ。笑
ところが、何かが違った。
そこにあったのは、形こそ同じなれど、あの激釣れ「ターゲットミノー」ではなかった。
箔には変なパターンが刻まれちゃってるし、塗りもサイボーグっぽい。
肝心要の“ヌル感”はどこへやら。
でもね、そんなもんじゃない。
「ターゲットミノー」とは圧倒的に何かが違う。
魅力を感じないというか、『トゥイッチベイト』は全く使いたくならないのである。
間もなくしてぼくらは、その原因に気づくことになる。
なんて事はない。
ネクストワンだから、であった。
(効果には個人差があります)
’90年代終わり頃のルアー。
ネクストワンが消えた後も、ダイリツ「ターゲットミノー」のスピリットは脈々と受け継がれていくこととなる。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「マーケティング上のターゲットを外すところまで真似しなくてもよかったのに…」度■■■■□