ダイワ/MAD CICADA

今年最後の蝉を見た。

 

 

ドライエリアの隅で

じんわりと脚を動かしながら

命の灯が消えるのを

ただ静かに待っているようであった。

 

 

 

今年も自宅近くでクマゼミの声を聞いた。

 

 

この辺りでクマゼミの声が聞かれるようになったのは、ここ2〜3年のことである。

 

 

幼い頃、どうしてもクマゼミを手にしたくて、富士山の麓まで捕りに行った。

 

 

手のひらほどもある巨大なセミをイメージしていたのだが、、実際には「アブラゼミよりちょっと大きいな…」程度で、

 

ひどく落ち込んだものである。笑

 

 

ダイワの最後っ屁「トップアーティスト」シリーズから、『マッドシケーダ』。

 

 

 

ハイシーズン、夜の雑木林でセミが一斉に羽化する光景は、本当に神秘的である。

 

 

「羽化」カラーが、夜光とうまくコネクトした。

 

 

ただ、(過去にも何度か述べたが)バスに夜光は効かない。

 

 

その上、このルアー、、動きが悪い。

 

 

「泳がない」というか、どうも煮え切らないアクションなのだ。

 

(このあたりが、ザ・ダイワっぽくて好きだ…笑)

 

 

ラトル音はセミの鳴き声に聞こえなくもないのだが。

 

クマゼミの鳴き声には、昔も今も、絶対的なプレッシャーを感じる!

 

 

否、バスが釣れなくたっていい。

 

 

夏の終わりを感じ、郷愁に浸る…

 

そんな使い方も悪くないだろう。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■■□□

「感じるグルーヴ」度■■■■■

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