ドングリから出てくる虫は、やたらとでかい。
よ〜く見ると、皮の表面に直径1mmにも満たない穴が空いていることがある。
見のがして当然だ。
すると、ある日突然、ドングリ本体に近いサイズの白いイモムシが現れる。
ドングリは極めて栄養価が高いのだろう。
『仙豆』的な。
しかし不思議だ。
イモムシはどうやって穴から出てきたのだろうか?
まさか、外に出てきた瞬間にブワッと膨れるということはあるまい。。
さて、ちょっと前に、“何かの虫の繭(まゆ)”がついていた「ファッツオー」を上げたのだが…
おそらく、繭を作るまで虫が食べていたものが、判明した。
ダイワ『ウッドプロップ』
これ…
フックポイントではない。
虫喰いの穴である。
こういう場合、虫は、コーティングや塗装面も食べているのだろうか?
お腹を壊したり、下手したら死んだり、しないのだろうか?
このルアーをもらったとき—まだ’80年代だった—、「代々木のカディスという店で買った」というようなことを大叔父が言っていた。(当時の定価1,000円)
そして、ちょっとだけ怒りながら、「適当なルアーだ」なんてことも言っていた。
大叔父の言った通り…
そのアクションは、
とてもアクションと呼べるようなものではなく、
首を傾げながら「スー」っとこっちに来る。
気取っているのか
死んでいるのか
いずれにせよ、確かに、ややムカつく。笑
改めて外観を見てみよう。
この「ヨシノボリ」と「オイカワ」…
全く生き生きとしていないではないか。
(ナチュラル風な見た目に、危なくだまされるところであった)
魂が抜け、宇宙を見つめている。
こういうルアーを、ぼくは他にも知っている。
そう、、「コーモラン」だ。
うむ…
それなら泳がなくても仕方ない。
(ひょっとしたら、中にイモムシを巣くわせておいたほうが、ちゃんと泳ぐのかもしれない。だって、生きてますから)
虫喰い穴は瞬間接着剤でガッチリ固めたし、
ボディ内部がスカスカになっている様子もない。
もう一遍投げてみようかなぁ。
さすがに、多少は、魂を込められそうだ。
まさか、今になってから、ルアー本体に近いサイズの白いイモムシが突然出てくる…なんてことはないよね。。
『仙豆』的に。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「ヤジロベー最強説」度■■■■□