先日、古いボックスをあさっていると、これが出てきた。
ゴールデンアイ『トラブルメーカー』
ボディ長/48mm
この個体は’70〜’80年代のものだろうか。(全く分からないので、ご教示願いたい)
ぼくのもとにやって来てからも、30年は経過している。
つまり…
シール目のものを「3ケ¥1,000–」で購入したとき、「すでにこれを持っていた」ということになる。
まぁ、ラバースカートが付いている時点で全く別のルアーなわけで。。
でも、これは、使った記憶もなければ、釣れた記憶もない。
悪しからず。。
ちょろっと投げてきたので、簡単に使用感を書き留めたい。
結論から言うと、とんでもなくいい。
水平浮きの姿勢から、
容易に、自在に、首を振らせることができる。
ブレーキが効くので、泳ぎが不自然にダレることなく、緩急で誘える。
(もっとも、これらは、スカートによるところが大きいだろう)
いずれにせよ、速い動きとその直後の安心感が全然違うのだ。
前方に「ビューッ!」とスプラッシュを飛ばしたり、
「チャッ、チャッ、チャッ」とシャローエリアを効率よくチェックしたり。
そうして、とめたいときに、とめたい場所で、「ピタッ」ととまってくれる。
控えめな泡沫とサウンドも相まって、静と動どちらも、そのアクションは極めてナチュラルだ。
スカート付きなので、一概に比べて評価することはできないが、
シール目のものより明らかに、はるかに、ハイパフォーマンスである。
こうなってくると、カップ形状の変更が気になってしかたない…というか、解せない。
フラットな面から、ラインを介しエッジを効かせた特徴的なカップ。
「『トラブルメーカー』のカップは全てがこの形状」
と思っていたのだが、
改めて確認すると、新しいシール目のものは、“めりはりのない浅いカップ”である。
さらに調べてみると、ぷっくり目玉を付けたものの中にも、“めりはりのない浅いカップ”タイプが存在していたりして…。
そもそも「ゴールデンアイ」というブランドは、
ブランクを流用したり、スカートを付けたり付けなかったり、突然パーツやその素材を変更したり…
適当どころが、それを売りにしている節がある。
そういう意味では、そうとう質の悪い、まさにトラブルメーカーだよなぁ。笑
(でも、そこが好きだったりして)
釣れ釣れ度ー(鯉は激しく追ってきた)
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「VS クレーマー」度■■■■■