ポッパー好きとしては、こんなものも押さえておかなければならない。
クリークチャブ『ナックルヘッド ジュニア』
こういう体裁のポッパーは、過去にもあることはあるのだが、かなり珍しい。
ルアーの中でも、特に、リニアに反応することが求められるポッパー。
ジョイント…ねぇ…
見た目からして、“絶対大したことないだろうオーラ”をビンビン伝えてくる。
実際に使用してみると、、(きれいな水平浮き)
本当に、全く、大したことがないので、倒れそうになった。
「ジョイントであることの強みはサウンド」ということなのだが、はっきり言って“気のせい”だと思う。。
フック(スプリットリング)がボディに当たる音も相当だろうし、
そもそもボディに封入されたラトル音は、ずっとザワザワ…している。
まぁ、若干のゆらゆら効果は期待できなくもない。
さて、『ナックルヘッド ジュニア』を語る上で外せないのが、値段の謎(だと、勝手に思っている)。
特価品でもないのに(←思わず尋ねたことがある)、下は大体700〜800円。
最もオーソドックスな価格帯が1,500円前後。
そうして、上は、なぜか2,000円オーバー。
自分は1,500円程度で購入したと思っていたのだが…
どうやら、2,100円で買ってしまっていたようだ⤵︎
複数の輸入代理店、問屋、が絡んでいたことは想像に難くないが、
根本的に、プラドコというやつはとんでもなく適当らしい。
何はともあれ、ヘンテコなルアーである。
個人的に、これはもう「B級」どころか「C級」…否、「F級」ルアーだな!
などと思っていたのだが、
『B級ルアー列伝 参 135の兵たち』(Dab,2020,つり人社)に同ルアーが掲載されていた。
うむ。
「B級」でひと安心だ。
※「マイケル」(下)とのサイズ比較。“Jr.”とはいえ、もともとがソルトの血統なので、かなり大きい。
2010年頃〜の短命ルアー。
5〜6年前までは、ちょいちょい見かけた。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「無ければ作る。それがクリークチャブ」度■■□□□