本ブログの性格上、昔のことを思い出しながら文章を書くことが多い。
しかし、私は、決して過去に生きている人間ではない。
一遍のブログは自己形成史の一頁。
つまり、過去ではなく「歴史」。
そんな人生のスパイスが「釣り」だったのである。
本ブログに新しいルアー・釣り道具がほとんど登場しないのは、
単純に“欲しいものがない=持っていない”ことと、
きっと私自身、ブログを、釣りを、上記のように捉えているからである。
殊、釣りを離れて考えてみると、
陽のあたる道を歩いてきたこともあれば(そんなときは往往にして人生を俯瞰することができないものだ)、
怒れるときも、人知れず泣くことも、あった。
しかし、痛みや困難を乗り越えてきたからこそ、「今」がある。
さて、このルアーは、今年の春先に某老舗中古ショップで購入したものである。
ここのところ久しく、新しくルアーを欲しいなんて思ったことはなかったのに、、
ガッと来てしまった。
「コフィンリップ以外、なんて釣れそうなんだろう」と。
800円弱と中古にしては強気の価格設定だったにもかかわらず、迷わず(コフィンリップはやや引っかかったが…)購入した。
ちなみに、その時点では、“このルアーがどこの何なのか”全く知らなかったので、ネットで調べてみることにした。
どうやら、オウサムベイト/オーサムベイトの『サンダーシャッド 185』というものらしい。
しかも、別に新しいルアーではなかった。笑
流行ったのはもう15年くらい?前のようである。
さらに調べていると…
なんだ…
ラウンドリップのモデルもラインアップされている…
見つけたら必ず買おう。
特筆すべきは、どうやらこれも、“リック・クランが絡んでいる”ということ。
しつこいなぁ、、またか。。
もはや笑うしかない。
言われてみれば、ポーの「RCシリーズ」とテイストが似ている。
バルサ製のハンドメイドということなので、個体差、当たりはずれ、が激しそうだ。
しかし使用感を書くことはできない。
今頃、投げていたはず、バスを釣っていたはず、なのだが…
困難を乗り越え、近い将来、新しい「今」に出会えることを楽しみにしている。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■□□
「リック・クラン酔い」度■■■■□