スウェーデン製のリールより、ずっといい。
なんてったって、西ドイツ製なのだから。
マイスターが組んだ(多分)
世界で唯一のリール
ダム『クイック 700 チャンピオン』
1970〜80年代のもの。
「700B」との違いは、ブロンズブッシングモデルであることと、ローギア(3.5:1)であることだ。
使っていれば分かることだが(←アブ の話ね)、
これらの特徴には、
使いにくいとか、廉価版だとかいう言葉は当てはまらない。
さて、ダムといえば、一切無駄のないデザイン。
遊び心を排除した“機能美”である。
エンブレムなんて「釣師」だ。
これと比べちゃうと、どこかのリールについている「クレストマーク(スウェーデン王室のエンブレム)」は、成金趣味でチャチ。
質実剛健。
最高に格好いい。
このリールをダサいとか言う人は、ボルボにでも乗っていればいい。
さて、結局のところ、
デザインも性能もほぼ似たようなリールだったのに、
アブ に完膚なきまでにたたきのめされた。
遊び心を排除した機能美は、一般的にはそれほど美しくなかったのだろうか。
あとは、脆弱な生産体制?
ドイツ人は、たくさん休んで、のんびりと製造していたのだろう。
いずれにしても、このリールでは、当時のユーザーを幸せにすることはできなかった。
「西ドイツ製」ってだけで、ぼくなんて飛びつくのに。笑
まっ、右巻きだから、うまく扱えないけれど…
あ〜幸せ。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■■□
「Bis morgen!」度■■■■□