一時期、饅頭型のルアーにハマっていた。
アクションはどうでもよくて、形が好きだったのだ。
トップウォータージャンキー『トップウォーターモンキー(ファットボーイエッグ)』
お腹のブレードを取っ払っちゃったせいか、「ファットボーイ」と比較して、ヌル感重視。
竿を煽ると、ぐりぐりっと泳ぐ。
ただ、「動きがよくなったか?」といえば、決してそんなことはない。
そう、相変わらず、アクションは硬い。
例えるなら、“脂肪の鎧を纏った筋肉の塊”みたいなルアーである。
昔の「トップウォータージャンキー」は(最近のものは持っていないので分からない)、金属部品が付くことで、“らしさ”と“アクションの幅”がアップする。
申年、2004年の初め、に風来堂で販売されたもの(製作は2003年12月)。
釣り具メーカー、特にインディーズブランドは、年の初め、干支をモチーフにしたルアーをこぞってリリースする傾向にある。
だいたい、どれも、ひどいものなのだが、
さすがトップウォータージャンキー。
「サル」を、やりすぎることなく、ルアーにうまく落とし込んだ。
※顔はアライグマに見えなくもない…
ファンシーなカラーリングも、内藤賢二氏の手に掛かれば、スタイリッシュであり、宝石のように美しく輝く。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「サルというよりマッチョゴリラ」度■■□□□