早いとこ「サンボ」を片付けたい。
マイノリティではあるが、世の中には、サンボ好きも確かに存在しているのだ。
(しかし、「サンボ」を取り上げるたび、ブログの表示回数は激減する・笑)
これまで、いくつかのバリエーションを紹介してきたのだが、
今回紹介するのは、
「サンボ」と聞いて最も多くの人が思い浮かべるであろう
いわゆる『SAM-BO(Sam-Bo)』
である。
探せば、3,000円くらいから手に入るはずだ。
とはいえ、これも歴としたオールドルアー。
1950年代から60年代にかけて製造されていたようである。
※個人的には、製造年代はもう少し新しいのでは?と思っている。
「サンボ」の中ではあまりにオーソドックスなモデルなので、
樽をスライドさせるとエレクトする珍妙な棒(ここでは仮に「珍棒」としよう)も、
なんというか、、
いつもと変わらない景色である。
このルアー、それほど人気がない。
その理由は、
決して、
「悪趣味だから」だとか、
ましてや、「なんだかよく分からない『珍棒』が付いているから」だとか、、
ではない。
多分、釣り具・ルアーというより、
「ノベルティグッズかつ民芸品に近いポジションに位置しているから」
なのだと思う。
この時代のボックスにはメーカー表記がないのだが、それも、甚だ怪しい。
ちなみに、、「おっ!安い!」と思って安易に購入すると、「珍棒」が取れてなくなっている個体だったりするので、注意が必要だ。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■■□
「そこまで先は赤くないだろう」度■■■■□