前回、ハンドメイドミノーのことを書いていたら思い出したこの本(久しぶりに手にしたのだけれど、製作意欲に火がつきそうだ…)。
もはや説明不要。こんな執筆陣が集まることは、もう二度とないのだろう。
これを読めば誰だってそれなりのものが作れちゃう…っていう、すごい本。
アマチュアはもちろんのこと、プロのビルダーでさえもバイブルにしているらしい。
この本は昭和60年1月発行なのだけれど、ぼくが手にしたのはそのずい分後のこと。
見よう見まねで拙いルアーを作っていた頃、それを知ったS先輩から戴いた。
肝心のルアー作りのほうは…やっぱり難しかったな。
もともと器用なほうだし、かっこうよくは作れるのだけれど、まともに泳がなかったり、着色がうまくいかなかったり。
何より、膨大な手間と時間と、なんだかんだで投資が必要。
本格的にハンドメイドルアー作りに挑戦したことのある人なら分かるだろうけれど、世の中のリアル系のハンドメイドルアーは決して高くないと思う。
結局、大して換気もしていない部屋でセルロースを使い続けていたら顔がぴくぴくするようになってきて、それが怖くてやめてしまった。
でもこの本だけは、一生、大切に手元に置いておきたい。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度?
「S先輩、元気かな」度■■■□□