一方で、
単なるイロモノと思わせておきながら、
とんでもない釣力を秘めたルアーがある。
上州屋のプライベートブランド「バス バスターズ」からリリースされていた
イージーオープン缶を模した
その名も『B.B.プルトップ』。
当時の実勢価格500〜600円ほど。
これは、確実に、みんなにスルーされるタイプのルアーだ。
プルトップとトップウォーターを掛けているのか、
ほぼ垂直リップによって、
全く潜らない。
有能である。
甘いサウンドやアクションは一発大物狙いには向かないものの、
(感覚的には、レイクポリスの「バニー」より、トルクは小さく、ややうるさい)
数を釣るのであれば、「ビッグバド」なんか目じゃない。
そう、、絶対にパクリとは言わせないのだ。
特筆すべきは、このカラー。
「クロームカモ」とでも呼ぶべきか。
アピールするのに、隠れる。
(バスからはどう見えているのか分からないけれど…笑)
最強である。
ちなみに、これは、約50mm。
ひとまわり大きい“普通のビッグバドサイズ”のものもあって、そちらの評判も上々である。
実は、ケンの一味は、
数々の釣れ線ルアーをリリースする
エリート集団だったのだ。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「時代を先取り『バス駆除屋』」度■■■■■