あっ、ハンクルではありません。
悪しからず。
ぼくが持っている数ある「よく判らないルアー」の中でもこいつは特別。
その日もふらっといつもの釣り具店に入った。
社長が、待っていたかのように、
「くまちゃん、こんなのあるよ」と。
まんまHMKL。
器用な素人が完コピしたのだろう。
と、ここで終わってはつまらない。
これ、本当に、素人が作ったレベルではないんです。
決して華美ではないのだけれど、気品があり、端正。
無駄を徹底的に削ぎ落とした”潔さ”みたいなものがルアーから伝わってくる。
箔に刻まれたヤスリの番手も、ルレットのピッチも、同一の物としか思えない。
(本物のHMKLと比較すると、ほんの少し簡素な印象も?)
で、極めつけは、エラの刻印。
「kazuma」…カズマ…和摩?!
ハンクル?!
ここまで完璧なコピーを作ってわざわざ「kazuma」と入れるかなぁ?
期待しちゃうよ(笑)
それともコピーした人が偶然、別のカズマさんだったのかな…。
どなたかこのルアーの出自を教えて!
銘は打たれていないけれど、、ネタになるし、何より夢があるでしょう?
答え:写真全て、上がHMKL本栖、下がハソクル(仮)。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度ー
「知らないほうがいいこともある」度■■□□□