落ちパク設計のはずなのに、着水時に何も起こらない「ハノホウシ」。
その一方、
虫パターンを意識して作られたわけでもないのに、
なぜか、立て続けに落ちパクを誘発させたルアーがある。
『31ベイツ ラウンジルアー』
ずいぶん昔のこと。
6月、関東のメジャーリザーバー。
ありきたりなオーバーハングの下にキャストすると、
結構な確率で「バシュッ」と出るのだ。
なかなか乗らないけれど。笑
だからといって、虫っぽいルアーに交換しても無反応。
本当に、なぜか、これにだけ出る。
驚くべきことに、
別の日、
違う場所で、もう一度、
同じことがあったのだ。
（しかも、計5〜6回の釣行で。）
1度目は、ただ、不思議で仕方がなかった…
でも、これはもう、絶対に、何かある。
当時、自分なりの考えを記したメモが残っているのだが、
・着水した時、一部に空気をはらむ。
・異素材、硬いものと軟らかいものの組み合わせ。
・水面にピターッと張り付く（羽）。
・喫水が深い。少し沈んでもいいかも。
・シルエット（ソリッドな色）、皮、天然素材。
・ノンラトル。カチカチと音を鳴らす。
・“ふさふさ”より“けばけば”。張りのある素材がよい？
とある（ところどころ意味不明）。
（記憶が曖昧で確かめようとは思わないが）
虫パターンの必釣法でも気取ったのだろうか。笑
かなり恥ずかしい。。
しかし、
現在のトレンドから遠くはなさそうである。
ちなみに、普通にアクションさせると、、
あまり言うことを聞いてくれない。
単純に“運動能力が低い”では片付けられない、もこもこ、ジタバタ感。
音は、うるさい。
ボムルアーとスーパータフ（どちらもショップのプライベートブランド）のコラボレーション。
確かなことは、見た目が格好いいルアーであること。
ここ大事！
オリジナルの「31BAITS」よりも、オシャレで、ずっといい。
「Lounge Lure」というくらいだから、ラウンジでゆったりと、ソファにもたれながら味わいたいルアーだ。
これも木目が美しい。
さて、落ちパクの件。
一つだけ、どうしても解せないことがある。
このルアー、ボリューミーなのだ。
かなりでかい。
バスは、一体、何だと思って喰ってきていたのだろう…。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「ヘラクレスオオカブトだよ」度■□□□□
