以前入っていた草野球チームに蝶野正洋をちっちゃくしたようなイカツイ後輩がいて、
日頃から世話になっていたものだから、
誕生日に何かプレゼントすることにした。
そこで、
「欲しいものはないか?」
とたずねると、
「セカンドバッグが欲しいです」
と言う。
セ…セカンドバッグ…?
当時その後輩は、まだ、10代。
うむ、、
さすがイカツイだけのことはある。
数日後、専門店を訪れたぼくは、
最終的に、
オーストリッチとクロコダイル、
ふたつの素材で迷うこととなる。
オーストリッチの方が10万円くらい安くて、そっちに決めかけていたのだが、
念のため、近くにいた、
さぞかし名のある親分さんに違いないであろう人に、
「これこれこういうわけで…どっちがいいですかねぇ」
と話しかけてみた。
すると、
その親分さんに違いないであろう人は、
なんと、誰かに(多分、子分)電話までして聞いてくれて、
「若い兄ちゃんだったら、やっぱりクロコだな!」
と教えてくれたのだ。
感激。
そうして、ぼくは、無事にクロコダイル(型押しではなく本革)のセカンドバッグをプレゼントすることができたのである。
もちろん後輩はとても喜んでくれた。
しばらくしてから使い心地をたずねると、、
「ありがとうございます!めちゃくちゃ格好いいですよ!」
「あれで学校行ってます!」
と。。
クロコのセカンドバッグで通学…
バカ 粋だ。
ホワイトスモーキー『美濃の蝮』
皮は皮だが、もちろんワニ革ではない。
ヘビ(本当にマムシの皮なのだろうか?)。
ヘビの皮を張ったルアーは、大抵、“秘密にしたいくらい”よく釣れるものなのだが、
このルアーはあまり釣れない。
簡単に首を振るし、水をよくとらえるのに…
不思議なものである。
処理がきれいすぎるのかなぁ。
学生の頃、風来堂で購入。
釣れ釣れ度 ■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「トラの皮を張った『尾張の虎』というルアーも作って欲しいぞ」度■■■■□