ヘドンの「タイガー」といえば、別荘(秘密基地)を建設中、木材にくっついていたアレだ。
末弟の『タイガーカブ(タイニータイガー)』は、丸太にくっついていてもさりげなさすぎて気づかないだろう。
汚れていたら、「ヤゴ」かなんかにしか見えない。
そんなサイズ。
タイガー兄弟は、確かに、どれも釣れるルアーである。
この点については、疑いようもない。
しかし、無理して大きいサイズを投げなくてもいい。
「とにかく/とりあえず」魚を釣りたいときは、『タイガーカブ』に限る。
適当に投げていれば、ほぼ確実に釣れる。
主に小バスが。。
(とはいえ、この兄弟は、テイストが全く別のルアーなので、『カブ』に反応がないときに突然『マグナム』が釣れたりする。結局は、使い方が異なるのだ。)
余談だが、『タイガーカブ』は、管理釣り場でも強い。
効果は眉唾だが、ギザギザリップが使い手に与える“安心感”は絶大だ。
そして、これほどまでに明確なアイデンティティをもったルアーも珍しいだろう。
つまりは究極の完成形なのである。
決して懐古趣味のルアーではなく、極めて実用的なルアー。
持っていて損はない。
4〜5年前までは、売れ残っている釣具屋が近所にもあったのだが、、
最近はとんと見かけない。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「味わい深さは『聖護院かぶ』と互角」度■■□□□