釣り場におけるトイレ問題。
往々にして女性の問題として捉えられがちだが、
大…つまり、うんこの場合、男性もたまったものじゃない。
突然の猛烈な便意。
ぼくも、これまでに何度か、野での脱糞(だっぷん)を経験している。
もちろんポケットティッシュを持っていればいいのだが、肝心なときに限って忘れるもの。
フィールドにおいてそのような状況におちいったとき、どうするか。。
そんなときは、大きめの葉っぱを目標にして、脱糞ポイントに入りたい。
ただし、
葉っぱの質・強度に問題があったり、
虫がびっしりとついていたりすることがあるので、
安易な脱糞は命とりになる。
ポイントは、最後の最後まで、力をふりしぼって、吟味してほしい。
釣り場付近のフィールドに自生しているものでは、やはりフキの葉がおすすめだ。
サイズも十分であり、手元に生えている。
肛門への当たりも優しい。
しかし、種類によっては、葉の表面がやけにつるつるしているものもあるので注意が必要。
肛門周辺にうんこをのばすだけの結果になってしまい、最悪だ。
ちなみに、クマザサなどの例外はあるが、除糞(じょふん)難易度が総じて高いのがイネ科の植物である。
水際には、それとなく、簡易トイレが置かれていることがある。
最悪の状況はまぬがれるわけだが、簡易トイレの場合、十中八九、紙がない。
ポケットティッシュもない場合、どうするか。。
そんなときは財布の中身をチェックしてほしい。
ぼくは、レシート、及び、千円札経験者である。
レシートは、そのまま使ってはいけない。
ただでさえ幅が狭いのに、すべすべとした紙質…
確実にうんこが手につく。
また、断面が鋭利なため、痔になるリスクも高い。
そこで、
「もんでもんでもんでもんで…」柔らかくするとよい。
飛躍的に、
便のノリ、
肛門当たり、
ともに向上する。
しかし、さらにひとまわりサイズが小さくなるので、完全に除糞するためには複数枚必要となるだろう。
(この経験を経て、ぼくは、レジでは必ずレシートを受け取るようになった。)
一方、千円札は、
やはりサイズに若干の不安を残すものの、
「強度」「便のノリ」「肛門当たり」…
あらゆる面において抜きん出ている。
さすが、1,000円である。
使い終わっても、捨ててはいけない。
そのまま水際で洗い、帰りの車中、ダッシュボードの上で乾かせば完璧。
千円札としても、トイレットペーパーとしても、再利用可能だ。
最悪、他にも、一万円札や手という方法もある。
この場合も、さり気なく、水際で洗い流せば問題ないだろう(ぼくは未経験であるが…)。
渓流釣りでは、脱糞後、そのまま流れに尻部を浸すのがよい。
(霞ヶ浦でこれをやったら、重篤な病気にかかりそうだ…)
滋味あふれる天然のウォシュレットは、風情があり、衛生的にも優れている。
しかし、問題がないわけではない。
男性は、体の構造上、尻部だけではなく、いろいろな部位が流れに浸かってしまう。
山間の流れは、夏季であっても、想像を絶するほど冷たい。
加えて、デリケートゾーンには、少し当たりが(流れが)強すぎる。
容赦なく持っていかれるのだ。
ぼくは、
寒冷による麻痺もあり、
「もげて、なくなった」と思ったほどである。
とにもかくにも、トイレ問題(大)は、深刻なのである。
これが今回のタックルボックスの話につながる。
20年ほど前までは、しばしば、釣り場にタックルボックスを持ち込んでいた(煩わしいので今はほとんどやらない)。
子どもの頃なんて、バカでかいタックルボックスを持って、電車に乗ったものだ。
今回紹介する2つのタックルボックスは、どちらも両開きで使いやすく、釣り場に持ち込んでも許せるサイズである。
ダイワ『ランカーボックス DT-50』
釣り場でこれを持っていると、なぜかうんこをしたくなるのだ⤵︎
多分、「本屋に行くとうんこをしたくなる」的な。
それが理由で、持っていかなく(いかれなく)なってしまった。
色なのか、ニオイなのか、、
もしかしたら、持ち手の形状が“腸を活性化させるツボ”を刺激するのかもしれない…
野で脱糞しているぼくの隣には、いつも『ランカーボックス DT-50』がいた。
とにかく、致命的であり、厄介なシロモノである。
そうして、代わりに、ぼくはこちらを購入することとなる。
プラノ『マグナム 1119』
舶来物は格好いい。
もちろん、持っていてもうんこはしたくならない。
はじめからこっちにしておけばよかった。。
最後に、、
ぼくは、野での脱糞が嫌いではない。
「自然とつながる喜び」が、そこにはある。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■□□
「サバイバル野糞」度■■■■□