リニューアル第一弾。
(Thank You, ICHIROCK!)
地球上でぼくが最も恐れている動物が、サメだ。
なにしろ、4億年前から進化していないのだから。(諸説あり)
つまり、究極の完成形なのである。
サメからだけは、絶対に逃げ切れない自信がある。笑
そんなサメの皮を使ってヒレを表現しているのだから、
これは最強のルアーだ。
ナチュラルアー『トロピカルフローター』
1950年代のルアーらしい。
ヴィンテージ市場でもかなりレアなのだが、、
レアすぎてあまり知られていない。
マイナーなので、欲しがる人も少ない。
そのため、探せば、5,000〜10,000円くらいで手に入る。
但し、安価なものは、ヒレが無くなっていることが多い。
(ぼくは、中古ショップで、1,000円+税で購入している。“それくらい”知られていないのだ。)
意外にも、『トロピカルフローター』は、釣れる。
普段、サメ皮のヒレは、パキパキに乾燥しているので、
その特性を活かすためには、
しばらくふやかしてから使わなければならない。
しかし、ヒレの効き目については、、どうも怪しい。。
そもそも、「ナチュラルアー」は、
「ジョイントタイプのビッグベイト」
「大ぶりの、デロデロのヒレがついたミノー(ライブリー)」
そして今回の「ダブルスイッシャー」
など、現代においても釣れ線のルアーをリリースしていたのだ。
殊に『トロピカルフローター』については、
ヒレの有る無し、
パリパリ、テロテロ、
に関わらずしっかりと釣れる。
ぼくは、、
ヘドンをはじめ、他のブランドを軽く凌駕するほどの
類い稀なセンスをもつ人間が
「ナチュラルアー」に所属していた
と睨んでいる。
しかし、当時の「ナチュラルアー」には、大量生産をするノウハウとやる気がなかった。
そのため、
(一部に強烈なインパクトを残しながらも)
ひっそりと、跡形もなく、
消えてしまったのだろう。
そうだな…
サメ皮のヒレも、
扱いが面倒で、
ユーザー受けしなかったのかもしれない。
とにかく、それを差し引いても、、
ボディやペラの意匠など、
なんて蠱惑的なルアーなのだろう。。
これが60年も前に存在していたのだから、、
恐ろしい。。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■■■
「最強、最凶、最狂、最恐」度■■■■□