『ミスティ』には可能性を感じる。
過去のルアーでありながら、
まだまだイケる気がする。
少年時代、
普通のロッドだとうまく扱えなくて(投げ難くて、ルアーのアクションもよく分からなかった…)、
細くて軟らかいベイトロッドで投げていた。
そのため、
引っ掛かってくる枯れ葦やウィードを「パシッ」と切ることができない。
必然的に、ものすご〜く釣れそうなポイントを避けて投げるようになった。笑
もっとも、
フローティングモデルを、ウィードの面なんかで、ふらふらと泳がせたくて使っていたのだから、
それでよかった。
そして、それでも、とにかくよく釣れた。
今なら、もっと、『ミスティ』を活かすことができるはず。
可能性を感じる。
生みの親は羽鳥静夫氏。
納得。。
だからこんなシェイプなんだ。
(スミスの40周年記念モデルは、正式に「Hutley’s」の名を冠している。)
「『ミスティ』は、リップレスクランクベイトだから、バイブレーションじゃない」
と言う人がいるけれど、
リップレスクランクベイトとバイブレーションプラグは同義。
後発の『スーパーミスティ』は、ひとまわり大きく、重くなっている。
投げやすいけれど、だからといって、“扱いやすい”わけではなかった。
さらに、この個体、サスペンドモデルなのに、けっこうな速さで沈む。
結局、ほとんど使わなかった。
そんなところにも、可能性を感じる。
釣れ釣れ度■■□□□(Misty-F)/■□□□□(Super Misty-SP)
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「可能性を感じさせたまま終わる可能性」度■■■□□