「ラパラからポッパーが出る」
ぼくにとって衝撃的なニュースが飛び込んできたのは’98年のこと。
もちろん即購入。
ラパラ『スキッターポップ』
このルアーは評価が割れているようだ。
ものすごく釣れる派
と、
別に大したことない派
に。
ぼくは後者。
この頃は、特に、国産のポッパー(に限らずバスルアー)が次々と発表された時期で、
ぼくは、そのほとんどを購入→試用していた。
その中でも、
『スキッターポップ』は、
2〜3投して、
ひどくがっかりして、
一瞬にしてお蔵入りとなったルアーである。
何も特徴がない
というか、
飛び抜けて優れた機能をもたない。
それじゃあ、普通か…というと、
普通でもない。
全ての面において、
平均点よりちょっと下。
つまり、ポッパーのベンチマークである「ポップR」を全体的にダメにしたようなルアーである。
とはいえ、魅力が全くないわけではない。
見た目が、かなり“奇妙”だ。
強烈な格好悪さは、同じく北欧の車「ボルボ」に通ずる。
ヤツメウナギを彷彿とさせる樹脂製のカップ。
そのカップから覗くバルサは、
ガラスパネルから覗くスーパーカーのエンジンみたいで、
ワクワクする。
それで、いい。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■□□□□
「ガラス製エンジンフードを装備したボルボ」度■■□□□