普通、コピーするのなら、ブランドとして確立しているものをコピーする。
そうやって、ルアー文化は発展を遂げてきた。
それなのに…
「グリフォン」ならともかく、「グリフター」をパクってしまうあたり…
「River2Sea」も、なかなか味なことをする。。
しかし、『グリップクランク』には、
“詳しい方になら分かってもらえるであろう”
強い違和感があるのだ。
それは、金型が2種類存在していること。
ぼくが所有しているものが、おそらく最初期のモデル。
入手してから10年以上は経過している筈だ。
「グリフター」(手前)と比較すると、
えら蓋と側線のラインが異なり、鱗の刻みが粗い。
このモールドで、いくつかのカラーが塗られ、販売されていた。
いわゆる、「パクり」というレベル。
メーカーやモデル名も入っていない。
(そもそも、この個体が「River2Sea」製のものなのか…自信がなくなってきた。笑)
その後、
“「グリフター」そのもの”が「River2Sea」から販売されることとなる。
違いは、
目がつや消しになっていることと、ベリーの「GRIPP’ Cnk 55」ロゴ、
それだけ。
つまり、細かな仕上げ以外は、「グリフター」と全く同じ。
「グリフター」の金型が「River2Sea」の手元に渡っていることを匂わせる。
そして、最も最近『グリップクランク』として売られていたものには、
先述の2種類のモールドで成形されたものが混在している。
目にも「2」という数字が入っていたり入っていなかったり…。
あまりにも適当だ。
まぁ、、そもそも、
「River2Sea」に“誠実さ”を求める方が、無理な話ではある。。
しかし、
釣具屋で「River2Sea」のルアーを見ながらこんなこと考えて、
需要もないのに(備忘録だからいいのか)ブログに上げるぼくって…
そして、、
「グリフター」というわけの分からない、
“存在そのものが疑わしい”ルアーをパクる「River2Sea」って…
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■□□□□
「我思う、ゆえに我あり」度■■■□□