どう見たって、「グリフォン」のパクりではない。
ちょっと似ている…その程度だ。
これをパクりだとか言う人は、いい眼医者に行ったほうがいい。笑
そして、何よりも、ちゃんとバス釣りをしたほうがいい。
’90年代末期、第二次バス釣りブームの真っ只中、
『グリフター』は、嵐のように過ぎ去っていった。
メーカー名っぽく「G-Ⅱ」と入っているけれど、真相はよく分からない。
メガバスのルアーよりも安く、簡単に、買えた。
だから、みんなが買った。
そして、みんな、グリフォンの代わりに、ガンガン使った。
たくさんの人が使ったら、そりゃあ釣れちゃう人も多い。
結果、
「グリフターはすごい釣れる」
「本家よりも釣れる」
みたいな話になる。
（だいいち、グリフターに本家などない。）
プレミアまでつく…。
さすが釣り業界、浅すぎる。。笑
こんなんで訴えてたら、世の中にあふれるルアーのほとんどはコピー商品である。
ルアー名だって、
たまたま、“グ”と“フ”と“リ”が重なってしまっただけだろう。
（ちなみに、「grifter＝詐欺師」！）
「ヒッポグリフ」とかっていうルアー名がついて、初めて、“パクり”と言えるのだ。
アクションだって全然違う。
「グリフター」と「グリフォン」では、釣れる魚も、釣れる状況も、異なってくる。
使ってきた感想を極めて簡単に述べると、、
「グリフター」は、数釣りに向いている。
いろいろと“分かりやすい”ルアーなので、初心者向け。
「グリフォン」の方が、釣れる魚の平均サイズが大きい。
タフコンディションに強い反面、数釣りには向かない。
ポテンシャルを引き出すには、センスや経験が必要。
もちろん数釣りだって楽しい。
プラグでの25投連続ヒットは、後にも先にも、『SSRグリフター』でだけだ。
（「SLUG-GO」では同じような経験がある。）
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「ケツの穴が小さい」度■■■■□
