ボートからの釣りが主だった頃は、今以上にスピナーベイトが好きだった。
理由は単純で、よく釣れるから。
水深も選ばないし、スナッグレス性も高い。
大きくても・重くても浮き上がってくるから、ちょっと困るけれど、“楽”。
さて、エバーグリーンの「SR-124」。
当時、定価が2,400円。
(ほぼ針金と鉛なのに…高い!!)
まだ、スピナーベイトが豊富な時代ではなかったように記憶している。
だから、舶来モノに見慣れていたぼくらにとっては、衝撃的な美しさ(と値段)だった。
後にも先にも、こんなものは“ない”。
だからネットを見ていると、今でも、「手に入れるとブログなどに上げたくなるルアー」のようだ。
しかし、これ、それほど釣れるモデルではなかった。
にもかかわらず、作るのに手間がかかる。
美しさはバスには関係なく、値段の高さに人も釣れない…。
案の定、間もなくして市場から姿を消してしまった。
で、消えると欲しがる人が出てくるわけで…。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■■□
「いろいろと無駄が多い」度■■■□□