これだからやめられないのである。
“ルアー”を。
『HOMO 51』
通称“Sambo(サンボ)”。
このタイプは、’60〜’70年代につくられていたモデルのようだ。
ゴム仕掛けで、
樽を上にスライドさせると、
棒状のものが突出する。
先端部を雑に赤く塗られたこの棒状のものは、、一体何だろう?
ちん…もとい、スタビライザーの役目をしていると考えられるのだが。
(そうは言っても、仰向けで浮く。笑)
いわゆる、「ノベルティ」や「ジョークグッズ」、「トイルアー」として取引されている『ホモ 51』。
しかし、単純に、“ブラックジョーク”と捉えていいものだろうか。
※「MADE IN HONG KONG」
ぼくにとっては、ルアーであると同時に、歴史文化資料なのだ。
「奴隷解放宣言」以降も、黒人は社会的・政治的に、差別を受け、さまざまな制限の中で暮らしてきたわけだし…
今なおタブー扱いされている面もあって…
何十年も前のルアーとはいえ、あまりに露骨で…
いろいろと重たいルアーである。
釣れ釣れ度ー
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「シンキングではない」度■■■■■